謎の新画像生成モデルが登場

謎の新画像生成モデルが登場
AI生成レンダリング
画像クレジット:ブライス・ダービン / TechCrunch

更新:このモデルはRecraftのRecraft v3として公開されました。元の記事は以下の通りです

謎めいた新しい画像生成モデルが、クラウドソーシングによる人工分析ベンチマークで、Midjourney、Black Forest Labs、OpenAI のモデルに勝利しました。

「red_pa​​nda」と呼ばれるこのモデルは、Artificial Analysisのテキスト画像変換リーダーボードにおいて、次点のBlack Forest LabsのFlux1.1 Proを約40Eloポイント上回っています。Artificial Analysisは、チェスプレイヤーの相対的なスキルレベルを計算するために開発されたランキングシステムであるEloを用いて、テスト対象の様々なモデルのパフォーマンスを比較しています。

レッドパンダ
red_pa​​ndaによって生成されたと思われる画像。画像クレジット: Deedy Das (新しいウィンドウで開きます)

コミュニティAIベンチマークのChatbot Arenaと同様に、Artificial Analysisはクラウドソーシングを通じてモデルをランク付けします。画像モデルの場合、Artificial Analysisはランダムに2つのモデルを選択し、それぞれに固有のプロンプトを与えます。その後、プロンプトと結果画像を提示し、ユーザーはどちらのモデルがプロンプトをよりよく反映しているかを選択します。

人工分析 red_pa​​nda
画像クレジット: Artificial Analysis

確かに、この投票プロセスにはある程度の偏りがあります。Artificial Analysisの投票者のほとんどはAI愛好家であり、彼らの選択は生成AIユーザーコミュニティ全体の好みを反映していない可能性があります。

しかし、red_pa​​ndaは生成速度の点でも、リーダーボード上で優れたパフォーマンスを発揮するモデルの一つです。画像生成にかかる時間は平均約7秒で、OpenAIのDALL-E 3の約2倍の速さです。

レッドパンダ
red_pa​​ndaさんから提供されたと思われる別の画像。画像提供: Neuralithic (新しいウィンドウで開きます)

では、red_pa​​ndaはどこから来たのでしょうか?どの企業が開発したのでしょうか?そして、いつリリースされるのでしょうか?どれも良い質問ですね。しかし、AIラボは発表前に期待を高めるためにコミュニティベンチマークを利用することが多くなっているので、その答えが明らかになるのもそう遠くないかもしれません。

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カイル・ウィガーズは2025年6月までTechCrunchのAIエディターを務めていました。VentureBeatやDigital Trendsに加え、Android Police、Android Authority、Droid-Life、XDA-Developersといった様々なガジェットブログにも記事を寄稿しています。音楽療法士のパートナーとマンハッタンに在住。

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