ロケットラボ、15回目の商業ミッションで地球観測衛星10機の打ち上げに成功

ロケットラボ、15回目の商業ミッションで地球観測衛星10機の打ち上げに成功
ロケットラボの15回目のミッションはニュージーランドから打ち上げられました。
画像クレジット: Rocket Lab

ニュージーランドの打ち上げプロバイダーであるロケット・ラボは、15基目の商用ペイロードを宇宙に打ち上げ、地球観測衛星10基をそれぞれ独自の軌道に乗せた。同社は、7月のトラブルで打ち上げターンアラウンドタイムの​​記録更新計画が頓挫したが、軌道に乗りつつある。

地球を離れた最新のエレクトロン打ち上げロケットには、プラネット社の「スーパーダブ」衛星9基が搭載されていた。これは同社が地表のますます広範囲にわたる画像を頻繁に更新することを可能にした新世代の観測機である。

キヤノンのCE-SAT-IIBは、地球の夜間画像を撮影するための超高感度カメラを搭載した中型望遠鏡と、より一般的な観測用の小型望遠鏡を搭載した実証機です。Planetとの相乗りは、打ち上げ相乗り専門のSpaceflightが企画しました。

打ち上げは当初先週予定されていたが、「一部のセンサーからさらに調査したいデータが返ってきた」ため、その時点で中止された。幸いにも予備の打ち上げ日が不足しておらず、本日新たな試みが行われることとなった。

すべてが順調に進み、衛星は飛行中であり、離陸後約 1 時間で到達可能になりました。

ペイロードの展開を確認しました! https://t.co/4fik8laG7o

— ロケットラボ(@RocketLab)2020年10月28日

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これは、7月に積荷の紛失を受けてロケット・ラボが一時的に飛行停止して以来、2度目の打ち上げとなる。派手な爆発ではなく、目的の軌道に到達する前に電気系統の故障により、かなり円滑な停止に至った。

ロケットラボ、電気系統の故障による最初のミッション失敗後、再度の打ち上げを承認

幸いなことに、同社の迅速な調査のおかげで、1か月も経たないうちに飛行の準備が整いました。

ちなみに、これらすべてとさらに多くのことが、12月に開催される TC Sessions: Space 2020 で議論される予定で、Rocket Lab の創設者兼 CEO である Peter Beck 氏も参加する予定です。

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デヴィン・コールドウェイはシアトルを拠点とする作家兼写真家です。

彼の個人ウェブサイトは coldewey.cc です。

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