AmazonがAlexa対応の70ドルの空気質モニターを発売

AmazonがAlexa対応の70ドルの空気質モニターを発売
画像クレジット: Amazon

Amazonは9月下旬にスマートホームデバイスの新製品を大量に発売しましたが、ホリデーシーズンを前にして、まだいくつかの製品が少しずつ発売されています。スマート空気質モニターは、例えば巨大なEcho Showやホームロボット、あるいはサーモスタットほど魅力的ではありませんが、少なくともこのような製品に内在する価値は明らかです。

このデバイスは、一酸化炭素、ほこり、揮発性有機化合物などの粒子状物質(空気中に存在し、人体に害を及ぼす可能性のある化学物質)を空気中に測定するように設計されています。また、温度と湿度の検出機能も内蔵されています。製品ページに記載されているように、このデバイスにはマイクとスピーカーが内蔵されていないため、異常が発生した際にアラートを送信するには、接続されたEchoデバイスまたはAlexaアプリが必要です。つまり、家にあるマイクが1つ減ることになります。これは大きなメリットです。

同社によれば、このデバイスはテスト期間中のユーザーからのフィードバックの成果であるとのこと。

部屋の換気を頻繁に行う、調理中に窓を開ける、空気清浄機や加湿器を使うなど、ちょっとした工夫をすることで、テスターたちは空気の質が全体的に著しく改善されたことを実感しました。また、これらのちょっとした工夫によって、家の中で呼吸が楽になり、夜通しぐっすり眠れるようになったという声も聞かれました。

アラートに加え、監視対象レベルの経時的な変化も測定するため、ユーザーは様々な活動がこれらの問題にどのような影響を与えるかを把握できます。スマート空気質モニターは本日予約注文を受け付け、来月から出荷を開始します。

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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。

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