
AIを使って水漏れを検知・阻止するいわゆる「水インテリジェンス」企業であるWintは、シリーズCの資金調達ラウンドで3,500万ドルを調達した。
2011年にイスラエルで設立されたWintは、AI対応ソフトウェアとコネクテッドハードウェアで構成される水管理システムを開発しました。このシステムは、漏水の可能性がある場合にユーザーに警告を発し、漏水が検知された場所で自動的にシステムを停止するように設定することも可能です。顧客には、施設管理者や建設会社、データセンター、そして確かなデータで炭素排出量報告書を強化したいあらゆる企業が含まれます。
同社は、マイクロソフト、グーグル、マスターカード、HP、デルを含む素晴らしい顧客リストを誇っている。
Wintは昨年、ニューヨークを拠点とする投資家Insight Partnersがリードし、シリーズBで1,500万ドルの資金調達を達成しました。Insight PartnersはこれまでTwitter、Tumblr、Shopifyなどの企業に投資してきました。InsightはシリーズCラウンドにも参加し、チェコの気候変動関連テクノロジーファンドInven Capitalと共同でリードしました。Taronga Venturesもこのラウンドに参加しました。
この資金調達は、多くのスタートアップ企業が解決に取り組んでいる問題である水不足に対する懸念が世界各地で高まる中で行われた。
「水不足と気候変動が人類最大の課題の一つとなり、建物の水漏れ被害のコストが保険会社、所有者、開発業者、請負業者にとって受け入れがたいレベルに達しているこの時期に、この資金調達ラウンドを完了できることを嬉しく思います」と、ウィントCEOのアロン・ゲバ氏はプレスリリースで述べた。
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ポールはロンドンを拠点とするTechCrunchのシニアライターで、主に(ただしそれだけではない)英国およびヨーロッパのスタートアップの世界に特化していました。オープンソースソフトウェアビジネスなど、情熱を注いだ他のテーマについても執筆していました。2022年6月にTechCrunchに入社する前は、The Next Web(現在はFinancial Times傘下)とVentureBeatで、コンシューマー向けおよびエンタープライズ向けテクノロジーを10年以上取材してきました。企画書の送付先:paul.sawers [at] techcrunch.com セキュア/匿名の情報はSignal(PSTC.08)まで。また、Bluesky(@jambo.bsky.social)にも参加していました。
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