
Googleは本日、アフリカ大陸初となる製品開発センターをナイロビに開設すると発表した。アフリカ市場と世界に向けて「革新的な」製品とサービスを開発するためだ。これは、昨年10月にGoogleが今後5年間で10億ドルを投資する計画を発表したことを受けての発表である。このセンターは、2019年にガーナにAI研究センターを設立したのに続き、Googleにとってアフリカにおける2番目の大規模研究開発投資となる。
グーグルは、アフリカの人々のスマートフォン体験の向上や、より信頼性の高いインターネットインフラの構築など、難しい技術的課題の解決に取り組むため、今後2年間でソフトウェアエンジニア、研究者、デザイナーなど100人以上の技術系人材を雇用する予定だと、グーグルの製品担当副社長スザンヌ・フレイ氏は述べた。
ナイロビにイノベーションハブを設立するテクノロジー大手企業のリストに、Googleが加わりました。2週間前、Microsoftがナイロビに研究開発センターを開設した直後、Visaはパートナー企業と共同で決済および商取引ソリューションを開発するための初のイノベーションセンターを設立したと発表しました。
「アフリカはイノベーションの最前線に立っており、我々はここアフリカ大陸から今後も発展とイノベーションを続けていくと確信しています」と、グーグルのサハラ以南のアフリカ政策責任者チャールズ・ムリト氏はブリーフィングで述べた。
Visaは製品開発を推進するため、アフリカ初のイノベーション・ハブを発表した。
グーグルは、より多くの人々がインターネットに接続できるようにし、中小企業や非営利団体をサポートするために、パートナーシップ、製品、サービスの構築を継続する予定だと述べた。
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「現在、この地域(アフリカ)には3億人がインターネットを利用しています。また、この10年間でさらに5億人が初めてインターネットを体験することになるでしょう。だからこそ、アフリカでインターネットを体験する人々にとって役立つ製品と体験を構築することが極めて重要なのです」と、Googleアフリカ事業のマネージングディレクター、ニティン・ガジリア氏は述べています。
トピック
アニー・ンジャニャは以前、TechCrunchでアフリカのスタートアップ企業やテクノロジーニュースを担当していました。テクノロジー、ビジネス、健康に関する報道の経験があり、トムソン・ロイター財団、東アフリカの経済紙「ビジネス・デイリー」、地方紙「デイリー・ネイション」など、複数のメディアに寄稿しています。データ主導のジャーナリズムに情熱を注いでいます。コロンビア大学でデータジャーナリズムの修士号を取得しています。
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