
フォードは、全電気式ピックアップトラック「フォード・ライトニング」の生産停止をさらに1週間延長した。
フォードは、バッテリーの潜在的な問題とバッテリー火災発生の翌日、2月にフォード・ライトニングの生産と出荷を一時停止した。フォードとバッテリーセル製造パートナーのSKは、この問題を特定したと、同社はTechCrunchに語った。
フォードは声明で、セル生産ラインの設備と工程に関してSKが提案した変更に同意すると述べた。
「SKはジョージア州コマースでバッテリーセルの生産を再開しました」とフォードはTechCrunch宛てのメールで声明を発表しました。「SKが高品質なセルの製造を再開し、ライトニングの生産ラインに納入できるようになるまでには、時間がかかるでしょう。フォードのルージュ電気自動車センターは来週末まで生産を停止しており、引き続き最新情報をお伝えしていきます。」
同社は、ライトニングの標準的な出荷前品質検査中に、2月4日に1台の車両にバッテリーの問題が発生し、発火したことを確認した。翌日、生産は停止された。
「既にお客様のお手元にあるF-150 Lightningがこの問題の影響を受けると考える根拠はありません」と、同社の広報担当者は電子メールで述べた。同社は、ディーラーの駐車場にあるFord Lightningの車両は引き続き販売されていることを確認した。
フォード・ライトニングは発売から1年も経っておらず、株主や業界アナリストから注目されています。フォードのCEO、ジム・ファーリー氏は、非効率性と他のモデルにも影響を及ぼした数々のリコールにより、コスト抑制に苦戦していることを認めています。フォード・ライトニングのリコールはタイヤ空気圧センサーに関連するものが1件のみです。エンジニアが特定したバッテリーの問題については、フォードは未だリコールや通知を発表していません。
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キルステン・コロセック氏は、EVや自動運転車から都市型航空モビリティ、車載技術に至るまで、10年以上にわたり交通の未来を取材してきた記者兼編集者です。現在はTechCrunchの交通担当編集者であり、TechCrunchのEquityポッドキャストの共同ホストを務めています。また、ポッドキャスト「The Autonocast」の共同設立者兼共同ホストでもあります。以前はFortune、The Verge、Bloomberg、MIT Technology Review、CBS Interactiveに寄稿していました。
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