
NASAの有人宇宙飛行プログラムは、2020年にSpaceXとの商業乗組員プログラムの正式な開始と、アルテミス計画による人類の月面再着陸計画の発表により、大きな前進を遂げました。NASA有人探査・運用(HEO)ミッション部門の副長官であるキャスリン・リーダーズ氏は、その全てに携わってきました。実際、商業乗組員プログラム・マネージャーを務めた後、現職に昇進したため、NASAの有人宇宙飛行における成果と目標について語るのに、彼女ほど適任な人物はいません。
リーダーズ氏は、12月16日と17日に開催される今年のTC Sessions: Spaceに参加します。完全バーチャルイベントで、宇宙産業、公共部門、そしてもちろんスタートアップシーンから集まったスターたちが集結します。リーダーズ副長官は、科学者、エンジニアであり、Netflixの人気番組「エミリーのワンダーラボ」の司会者でもあるエミリー・カランドレリ氏と共にステージに登場し、モデレーターを務めます。
我々は、NASAによるスペースX社のファルコン9とドラゴン有人打ち上げシステムの歴史的な認証についてリーダース氏に話を聞く予定だ。この認証により、国際宇宙ステーションへの往復輸送における米国のロシアのソユーズへの依存は終わりを告げ、史上初の有人飛行が認証された商業宇宙船となる。
ドラゴンは今週末、NASAの宇宙飛行士3名とJAXAの宇宙飛行士1名をISSに運ぶ予定で、史上初の有人運用ミッションで再び歴史を作ることになる。
NASAとSpaceXは、クルードラゴンの初運用打ち上げを11月14日に予定している。
リーダース次官は、ボーイング社と共同で現在進めている2番目の商業有人ミッションプロバイダー獲得に向けた取り組み(ボーイング社は現在もスターライナー宇宙船の認証手続き中)や、アルテミス計画で次のアメリカ人男性と初のアメリカ人女性を月面に送り出すためのNASAの取り組みについてもお話しいただけます。また、有人宇宙飛行に関して、民間企業やスタートアップ企業とのNASAの将来について話し合うのに最適な人物です。
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宇宙、科学、健康技術を専門とするライター。以前は自動車とモビリティ技術を担当し、AppleとShopifyに勤務。
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