エリザベス・ホームズのパートナーが血液検査の新興企業のために資金調達中との報道

エリザベス・ホームズのパートナーが血液検査の新興企業のために資金調達中との報道

概要

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セラノスの元CEOエリザベス・ホームズとボーイフレンドのビリー・エヴァンス
画像クレジット:フィリップ・パチェコ / ゲッティイメージズ
  • アンソニー・ハ

ニューヨーク・タイムズ紙によると、セラノスの創業者エリザベス・ホームズのパートナーであるビリー・エバンスは、血液検査を通じて「人間の健康の最適化」を実現することを目指す新たなスタートアップ企業に取り組んでいる。

報道によると、タイムズ紙は、ヘマンサスという新興企業に売り込みをした2人の投資家と話し、ヘマンサスのマーケティング資料もいくつか見たという。

同社はこれらの資料の中で、レーザーを用いて血液、唾液、尿のサンプルを分析し、がんや感染症を検出する機械を開発したと述べている。報道によると、まずペットの健康診断から始め、その後人間にも展開する予定で、5,000万ドル以上の資金調達を目指している。

この売り文句は、指先に針を刺して採取した微量の血液で様々な医療検査を行うことを約束したセラノスの売り文句と重なる。2022年、ホームズ(エバンズとの間に2人の子供がいる)は投資家を欺いた罪で懲役11年の判決を受けたが、最近のインタビューで彼女は「誰もが手頃な価格の医療ソリューションを利用できるようにするという私の夢に、今も完全にコミットしている」と述べている。

フェイスブックの初期投資家ジム・ブレイヤー氏はニューヨーク・タイムズ紙に、彼のチームに投資の打診があったが、「セラノスへの投資を2度断ったのとほぼ同じ理由で」断ったと語った。

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