
ブルーオリジンは、2021年の最初のミッションとして、早ければ明日1月14日午前9時45分(中部標準時)(午前10時45分(東部標準時))にもニューシェパードロケットの1機を打ち上げる予定だ。これはジェフ・ベゾス氏が創設した宇宙企業にとっても大きな出来事で、ロケット上部の乗組員カプセルのアップグレードも含まれており、宇宙飛行士の体験を向上させることが目的だ。これは同社が初の実際の有人宇宙飛行ミッションに臨む上で重要な準備段階となる。
ニューシェパードはこれまで13回の飛行を行い、地球に帰還する前に様々なペイロードを弾道宇宙へ運びました。この再使用型ロケットは、最終的には有人宇宙飛行も実現することを目指しています。具体的な実現時期は未定ですが、明日のミッションは、比較的近い将来に実現する可能性を強く示唆しています。
今回のニューシェパード打ち上げで初めて搭載される乗員向けのアップグレードには、音響・温度調節装置、搭乗者全員に情報を提供するディスプレイパネル、そして乗員カプセルの6席それぞれに設置されたプッシュ・ツー・トーク通信システムなどが含まれます。これらの座席の1つには、ブルーオリジンが機体の性能の様々な側面を測定するために使用する「マネキン・スカイウォーカー」と呼ばれる実物大の人型飛行ダミーが設置されます。
このロケットは、ブルーオリジンが最終飛行システムに搭載する予定の宇宙飛行士安全警報システムをテストするほか、全く異なる目的の積荷、つまり世界中の学校の子供たちからブルーオリジンの非営利団体「クラブ・フォー・ザ・フューチャー」に提供された5万枚の絵葉書も搭載する予定だ。
ブルーオリジンは、史上初の外部ブースターを搭載したニューシェパードの打ち上げと着陸に成功した。
このミッションは、Blue Origin のウェブサイトと YouTube チャンネル (以下に埋め込まれています) でライブ配信され、配信は打ち上げ時間の約 30 分前、つまり東部標準時午前 10 時 15 分 (太平洋標準時午前 7 時 15 分) 頃に開始されると予想されます。
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宇宙、科学、健康技術を専門とするライター。以前は自動車とモビリティ技術を担当し、AppleとShopifyに勤務。
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