サムスン、QWERTYキーボードと補助機能を搭載したGalaxy WatchのOne UIアップデートを発表

サムスン、QWERTYキーボードと補助機能を搭載したGalaxy WatchのOne UIアップデートを発表
画像クレジット: Brian Heater

Samsungは、Galaxy Watch向けのOne UI 4.5アップデートを発表しました。このアップデートには、フルQWERTYキーボード、カスタマイズ可能なウォッチフェイス、デュアルSIMサポートが含まれます。このアップデートはWear OS 3.5をベースにしており、Galaxy Watch4、Galaxy Watch4 Classic、そして今後発売されるその他のモデルで利用可能になります。

AppleがApple Watch 7でフルQWERTYキーボードを導入してから約1年、SamsungはGalaxy Watchにもこの機能を搭載します。文章を作る際に文字を一つ一つ入力するのに時間がかかりたくない場合は、スワイプするだけで簡単に単語を入力できます。また、回転ベゼルジェスチャーで音声入力や手書き入力などの他の入力方法に素早く切り替えることもできます。

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SamsungはGalaxy WatchにデュアルSIMサポートを導入しました。スマートフォンで優先SIMを設定すると、同じ設定がWatchにも反映されます。通話中も、Watchから簡単にSIMを切り替えることができます。

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スマートウォッチのソフトウェアアップデートには、ウォッチフェイス機能の追加が不可欠です。One UI 4.5では、1つのウォッチフェイスを様々なスタイルでお気に入りとして保存できるなど、カスタマイズオプションがさらに充実します。お気に入りリストを簡単にスワイプして、気分に合わせてウォッチフェイスを設定できます。

Samsungは今回のアップデートで、視覚や聴覚に障がいのある方でも操作しやすいよう、多数のアクセシビリティ機能を導入しています。色相やコントラストの調整、透明度やぼかしレベルの調整、アニメーションのオフなど、視認性を高める機能が追加されます。

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その他のツールには、Bluetoothヘッドセットからの音声出力バランス調整、タッチ持続時間の延長、繰り返しタッチの無視などがあります。ユーザーは、音量などの操作の持続時間を指定したり、操作を行うために画面に表示されたままにしたりできるようになります。

SamsungによるGalaxy Watchの新アップデートの発表は、AppleがWatchOS 9パブリックベータ版をリリースした翌日に行われました。このベータ版には、心房細動の検出機能の改善や睡眠段階の測定といった機能が搭載されています。一方、Samsungの最新アップデートは、フィットネスや健康機能よりも、見た目やアクセシビリティに重点を置いています。

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