
AWSは本日、ユーザーがリレーショナルデータベースの問題をより簡単に検出、診断、解決できるようにする新サービスを発表しました。AWSのフルマネージドリレーショナルデータベースプラットフォームであるDevOps Guru for RDSは、昨年機械学習サービスの問題検出サービスとともにリリースされたAWS DevOps Guruファミリーの一員です。
Amazon AI担当バイスプレジデントのスワミ・シヴァスブラマニアン氏が本日の基調講演で述べたように、データベース管理の能力はほとんどの企業にとって差別化要因とはならず、多くの企業がクラウド上のマネージドサービスへと自然と流れていくのです。しかし、それでもなお、これらの顧客は、特にパフォーマンス問題の診断を中心に、これらのサービスを管理するための自動化ツールの拡充を望んでいるとシヴァスブラマニアン氏は指摘しました。

「データベースに問題が発生した際にアラートを受信でき、さらに正確なガイダンスも提供できたらどうなるだろうか、と自問しました」と シヴァスブラマニアン氏は語る。「eコマースウェブサイトの速度低下の原因となっているデータベースロックのシナリオをアラートで通知し、問題となっているSQL文に直接誘導できたらどうなるでしょうか?」
DevOps Guru for RDSは、パフォーマンス指標が何らかの理由で急上昇した際に、ユーザーが問題を検出するのに役立ちます。このサービスはデータベース内のアクティビティを監視し、異常な値があればフラグを立てます。しかし、おそらく最も重要なのは、このサービスが根本原因分析も実行し、変更点を推奨し、可能な場合は自動的に問題を修正してくれることです。
AWS、運用上の問題を自動的に検出するDevOps Guruを発表
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フレデリックは2012年から2025年までTechCrunchに在籍していました。また、SiliconFilterを設立し、ReadWriteWeb(現ReadWrite)にも寄稿しています。フレデリックは、エンタープライズ、クラウド、開発者ツール、Google、Microsoft、ガジェット、交通機関など、興味のあるあらゆる分野をカバーしています。
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