住宅ローン・融資大手のミスター・クーパーは、現在も続くサービス停止の原因はサイバー攻撃にあると主張

住宅ローン・融資大手のミスター・クーパーは、現在も続くサービス停止の原因はサイバー攻撃にあると主張
2017年にニューヨーク証券取引所で毎日の取引開始のベルを鳴らすミスター・クーパー・グループのCEO、ジェイ・ブレイ氏の写真
画像クレジット:マイケル・ネーグル / ブルームバーグ / ゲッティイメージズ

住宅ローン・融資大手のミスター・クーパーは、今週初めに起きた「サイバーセキュリティインシデント」が現在も続く障害の原因であると述べ、同社は「問題解決に取り組んでいる」と付け加えた。

テキサス州に本社を置く同社はウェブサイト上の声明で、10月31日にクーパー氏が「サイバーセキュリティインシデントの標的となり、ユーザーのデータを安全に保つためにシステムをロックダウンする措置を直ちに講じた」と述べた。

クーパー氏は別の通知で、「データが漏洩したかどうかを判断するために、この事件を積極的に調査している」と述べた。

ミスター・クーパーは住宅ローン、住宅ローンの借り換え、債権回収の大手で、同社のウェブサイトによれば410万人以上の顧客を抱えているが、本稿執筆時点ではウェブサイトは大部分がダウンしているようだ。

同社は声明の中で、顧客には「いかなる手数料も罰金も信用情報へのマイナス報告も発生しない」と述べた。

当初クーパー氏は、テッククランチが確認した顧客へのメッセージの中で、この事件を「機能停止」と表現していた。

クーパー氏がシステムをいつ再稼働できると見込んでいるか、また、盗まれた顧客データがあった場合、どのような顧客データが盗まれたのかを判断できる技術的能力が同社にあるかどうかは不明だ。

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電子メールで連絡を取ったところ、第三者の広報会社を通じてクーパー氏を代表する広報担当者は、同社の公式コメントを繰り返す定型的な声明文を送りつけ、この事件に関する私たちの質問への回答を拒否した。

クーパー氏は木曜日、連邦規制当局に提出した書類の中で、サイバーセキュリティ事件が同社の事業、運営、財務実績に重大な悪影響を及ぼすことは予想していないと述べた。


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ザック・ウィテカーはTechCrunchのセキュリティエディターです。彼はまた、毎週のサイバーセキュリティニュースレター「今週のセキュリティ」の執筆者でもあります。

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