
Google は夏の旅行シーズンに先駆けて、発見とナビゲーションに重点を置いた新しい機能をマップに導入します。
Googleが2月に発表した新しい「一目でわかる道順」が、今月からAndroidとiOSのマップアプリで展開を開始します。この機能を有効にすると、ロック画面またはルート概要から徒歩、自転車、車での移動の進捗状況を追跡できるようになり、最新の到着予定時刻や、各方向へ曲がる場所に関する通知が表示されます。

一目でわかるルート案内に加え、デスクトップ版の「最近」機能もアップデートされました。これは、マップで調べた場所をマップ画面の横のハイライトに自動的に整理するショートカットです。近日中に、Googleマップウィンドウを閉じた後でも「最近」のハイライトに場所が保存されるようになり、閲覧した場所を削除したり、目的地間のカスタムルートを作成したり、選択した場所を他のユーザーと共有したりするためのツールも追加されます。
最後に、iOSおよびAndroidのGoogleマップアプリに搭載されているAIを活用した機能「イマーシブビュー」についてですが、この機能は複数の画像を融合して世界の多次元ビューを作成するもので、500以上のランドマークに拡大されます。注目のランドマークには、プラハ城やシドニー・ハーバーブリッジなどがあります。

Google マップのシニア プロダクト マネージャーである Christina Tong 氏は、今朝のブログ投稿でさらに詳しく説明しました。
「[イマーシブビューの]タイムスライダーを使えば、一日の様々な時間帯の天気や混雑状況を確認できるので、事前に計画を立てることができます。また、データが利用可能な場所では、レストランやカフェの店内の様子を覗いて、予約するかどうかを決めるのにも役立ちます。」
トピック
カイル・ウィガーズは2025年6月までTechCrunchのAIエディターを務めていました。VentureBeatやDigital Trendsに加え、Android Police、Android Authority、Droid-Life、XDA-Developersといった様々なガジェットブログにも記事を寄稿しています。音楽療法士のパートナーとマンハッタンに在住。
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