Codenotaryは不変データベースをクラウドに導入

Codenotaryは不変データベースをクラウドに導入
銀行の金庫が閉まっている
画像クレジット:クリス・クロル / ゲッティイメージズ

CodenotaryはソフトウェアサプライチェーンのセキュリティとKubernetesデプロイメントの監視に重点を置いていますが、これらのサービスの中核を成すのは、同社の人気のオープンソース・イミュータブル・データベース「immudb」です。現在、人気のオープンソース・プロジェクトを商用化する手法もかなり不変的であるように思われるため、Codenotaryが本日、改ざん防止機能を備えたデータベース・クラウドサービス「immudb Vault」を発表したことも、驚くには当たらないかもしれません。

「Immudb Vaultは、暗号による整合性検証によって、企業がデータを安全に保管、共有、アクセスする方法を変革する可能性を秘めています」と、CodenotaryのCTO兼共同創業者であるデニス・ジマー氏は述べています。「immudb Vaultが登場する以前は、企業は取引相手とデータを共有するために台帳技術やブロックチェーンを利用することがあり、その結果、パフォーマンスの低下、複雑さ、高コスト、そして規制上の問題に悩まされていました。」

Immudbは、様々な暗号化技術を用いることで、データの追加のみが可能で、変更や削除は不可能です。これにより、ログの正確性と改ざんの防止が保証されます。ブロックチェーン技術の使用に伴うオーバーヘッドや、それに伴う煩わしさ、パフォーマンスの低下といった問題は一切発生しません。同社は、immudbが毎秒数百万件のトランザクションを処理できると約束しています。

開発者は REST API を通じて immudb Vault にアクセスできます。本日リリースされた immudb 1.5 (Vault のリリースに含まれています) では、パフォーマンスが大幅に向上し、JSON 取り込みと新しいデータ型のサポートが追加されました。

Vault は、保存されたドキュメントが最大 10,000 件または最大 250 MB (いずれか先に到達する方) まで無料で利用でき、有料プランは月額 69 ドルから始まります。

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フレデリックは2012年から2025年までTechCrunchに在籍していました。また、SiliconFilterを設立し、ReadWriteWeb(現ReadWrite)にも寄稿しています。フレデリックは、エンタープライズ、クラウド、開発者ツール、Google、Microsoft、ガジェット、交通機関など、興味のあるあらゆる分野をカバーしています。

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