
Google Cloudは本日、年次カンファレンス「Cloud Next」において、Cloud Spanner Data Boostの一般提供開始を発表しました。Data Boostは、BigQuery、Spark on Dataproc、Dataflowなどのサービスを介してGoogle Cloudのグローバル分散データベース内のデータを分析できる、フルマネージドのサーバーレスサービスです。Spannerのトランザクションワークフローに影響を与えることなく分析できます。
「これは、顧客のビジネスクリティカルなアプリケーションにほとんど影響を与えずに、運用データの高性能なオンデマンド処理を実現する画期的なテクノロジーです」と、Google Cloud のデータベース担当バイス プレジデント兼ゼネラルマネージャーである Andi Gutmans 氏は説明しています。
Data Boostのメリットは、大量のデータにアクセスするアドホッククエリを、Spanner上のトランザクションワークロードやそれに依存するアプリケーションの速度を低下させるほどのオーバーヘッドを発生させることなく実行できるようになることです。Googleによると、Spannerには分散型のコンピューティングおよびストレージアーキテクチャが採用されており、このアーキテクチャはYouTube、Gmail、Google AdsといったGoogle独自のサービスの基盤にもなっています。
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フレデリックは2012年から2025年までTechCrunchに在籍していました。また、SiliconFilterを設立し、ReadWriteWeb(現ReadWrite)にも寄稿しています。フレデリックは、エンタープライズ、クラウド、開発者ツール、Google、Microsoft、ガジェット、交通機関など、興味のあるあらゆる分野をカバーしています。
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