概要
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ニューヨーク・タイムズ紙によると、創業50年を超えるベンチャー企業CRVは、既存のポートフォリオ企業の後期段階の投資を支援する5億ドルのセレクト・ファンドから2億7500万ドルを投資家に返還する予定だ。
同社は、シリコンバレーでいち早く投資家にコミットした企業の一つだ。(インド最大のベンチャー投資家であるPeak XVが、いくつかのファンドの規模を大幅に縮小すると昨日報じた。)
CRVパートナーズは、多くの傘下企業への追加投資により全体的な収益が減少することを認識したと述べた。
同社は2022年に、初期段階のスタートアップ企業向けの10億ドルのファンドのほか、セレクトファンドも立ち上げた。CRVは、次の初期段階のファンドは規模が小さくなり、新たなセレクトファンドを立ち上げる予定はないと述べた。
CRVがファンド規模を縮小したのは今回が初めてではない。ドットコムバブル崩壊後の2002年にも、同社はファンド規模を12億ドルから4億5000万ドルに縮小した。同時期にファンド規模を削減した企業は、クライナー・パーキンス、アクセル、レッドポイント・ベンチャーズなど他にもあった。
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