
インド政府のウェブサイトの中には、詐欺師が訪問者をオンライン賭博プラットフォームにリダイレクトできる広告を掲載することを許可しているところもある。
TechCrunchは、ビハール州、ゴア州、カルナータカ州、ケーララ州、ミゾラム州、テランガーナ州などインドの州に関連する「gov.in」ウェブサイトリンクを約40件発見しました。これらのリンクはオンライン賭博プラットフォームにリダイレクトしていました。これらのウェブサイトの中には、各州の州警察や財産税局のウェブサイトもありました。これらの詐欺リンクはGoogleを含む検索エンジンにインデックスされており、オンラインで簡単に見つけられる状態でした。
「アジアで最も人気のある」オンライン賭博プラットフォームや「インドでナンバーワンのオンラインクリケット賭博アプリ」などと宣伝されているリダイレクト先のウェブサイトは、インドプレミアリーグなどのクリケットトーナメントを含むゲームへの賭けを許可していると主張している。
詐欺師らがどのようにしてインド政府のページに広告を仕掛けたのか、またリンクがオンライン賭博プラットフォームにリダイレクトされていた期間がどのくらいなのかは不明だ。

TechCrunchは今週初めにこの問題を発見し、CERT-Inとして知られるインドのコンピュータ緊急対応チームにこの欠陥について警告し、参考のために影響を受ける州政府のウェブサイトのリンクをいくつか提供した。
その後まもなく、インドのサイバー機関は電子メールの受信を認め、木曜日にはCERT-Inが問題をエスカレーションしたことを確認した。
同局は電子メールで「関係当局に適切な措置を要請した」と述べた。州政府ウェブサイトへのバックドアアクセスを許していた欠陥が修正されたかどうかは不明である。
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サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日
昨年6月、TechCrunchは、米国政府のウェブコンテンツ管理システム(WCS)ソフトウェアのセキュリティ上の欠陥を悪用し、詐欺師が米国政府のウェブサイトにハッキングサービスの広告を掲載していたと報じました。これらの広告の一部は、何年も前からオンラインで閲覧可能だったようです。
トピック
ジャグミートは、TechCrunchでインドのスタートアップ、テクノロジー政策関連の最新情報、その他主要なテクノロジー関連の動きを取材しています。以前はNDTVで主任特派員を務めていました。
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