
昨年20億ドル以上の評価額があったオンラインワークスペースのスタートアップ企業Notionは、DNS障害によりオフラインになった。
共同オンラインオフィスおよびドキュメントサービスは、金曜日の東部標準時午前9時頃の時点で起動しておらず、このサービスに依存しているユーザーはクラウドに保存されたデータにアクセスできない状態だった。
削除されたツイートで、Notionは「Name.comに連絡できるユーザーはいますか?」と尋ねました。Name.comは、Notionがドメイン名の取得に利用しているウェブホストです。これに対し、Name.comは「このドメインの所有者と協力して、この問題をできるだけ早く解決しようとしている」と返信しました。Notionは「この件について、どのサイトで連絡を取ったのか教えていただけますか?」と返信しました。

最初のツイートが投稿された直後、NotionはTechCrunchに対し声明を発表し、「DNSに問題が発生しており、多くのユーザーでサイトが解決できていません。この問題について現在調査を進めており、Twitterのステータスページで詳細をお知らせします。」と述べました。
NotionはDNSの問題が具体的に何なのかについては言及していません。ドメインネームサーバー(DNS)は、インターネットの仕組みにおいて重要な役割を果たしています。ウェブサイトにアクセスするたびに、ブラウザはDNSサーバーを使用してウェブアドレスを機械が読み取れるIPアドレスに変換し、インターネット上のウェブページの位置を特定します。しかし、ウェブサイトまたはそのDNSサーバーが正しく設定されていない場合、ウェブサイトが読み込まれない可能性があります。
@NotionHQのドメインの設定ミスにより、サイト全体の障害が発生しているようです。
https://t.co/JfK06CSXK0 ドメインは現在何も解決されません pic.twitter.com/VLn8GBHe52
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— ジェーン・マンチュン・ウォン (@wongmjane) 2021年2月12日
このDNS問題の責任者が誰なのかは明確ではありません。Name.comの広報担当者に問い合わせたところ、すぐにはコメントを得られませんでした。また、Notionが利用している国別コードトップレベルドメイン「.so」を管理するソマリアに拠点を置くレジストラSonic.soにもコメントを求められましたが、回答はありませんでした。
詳細が分かり次第、更新します。
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ノーション、新たな資金調達で評価額20億ドルに到達
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ザック・ウィテカーはTechCrunchのセキュリティエディターです。彼はまた、毎週のサイバーセキュリティニュースレター「今週のセキュリティ」の執筆者でもあります。
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