Cloudflareの障害により、インドでDiscordなどのサービスが停止

Cloudflareの障害により、インドでDiscordなどのサービスが停止
CloudFlareの不具合
画像クレジット: TechCrunch

水曜日早朝にインド地域で始まったCloudflareの障害により、Discord、オンライン保険会社Acko、GitLab、SaaSプラットフォームOSlashなど複数のサービスでパフォーマンスの問題が発生した。

クラウドソーシングによるウェブ監視ツール「DownDetector」(障害報告を追跡)によると、Shopify、Udemy、Canva、Zerodhaへのアクセスにも問題が発生したという報告がユーザーから寄せられている。CDNプロバイダーは、発生から約2時間後にこの不具合を修正した。

同社広報担当者は、同社は「インド、インドネシア、東ヨーロッパの一部のネットワーク」で障害に遭遇したと述べ、障害は攻撃によるものではないと指摘した。

「この問題の根本的な原因は、ソフトウェアのリリースによるリソース消費の増加でした。Cloudflareは数分以内に修正に取り組み、ネットワークは現在正常に動作しています」と同社は述べている。

Cloudflareの規模と、当社のネットワークに依存するインターネットの割合を考えると、オンラインで何か障害が発生するたびに、人々が当社のシステムに問題があるのではないかと推測するのは当然のことです。問題が発生した場合は、何が起こったのか、なぜ起こったのか、そして再発防止のためにどのような対策を講じているのかをオープンかつ透明に開示することが、Cloudflareの核となる価値観です。今後、新たな情報を共有し、皆様にお知らせいたします。

同社が障害を解決した後、見出しと記事は更新されました。

トピック

マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。

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