マイクロソフトがチーム向けCopilotを導入

マイクロソフトがチーム向けCopilotを導入
Salesforce と Microsoft のロゴ
画像クレジット: Krisztian Bocsi/Bloomberg / Getty Images

Microsoft は、自社の生成 AI ブランドをチーム、特に企業や大規模なエンタープライズ組織のチームにとってより便利なものにしたいと考えています。

今朝、マイクロソフトは年次開発者会議「Build」において、生成AIテクノロジー「Copilot」ファミリーの最新拡張版となる「Team Copilot」を発表しました。マイクロソフトのこれまでのCopilotブランド製品とは異なり、Team Copilotは単体ソリューションではなく、「コラボレーションの改善」と「プロジェクト管理の効率化」を目的とした一連の機能で構成されています。

「[Team] Copilotは、時間とコストがかかる管理タスクを引き受けることにより、チームの生産性と創造性を向上します」と、MicrosoftのAI担当CVP、Jared Spataro氏はTechCrunchに共有されたブログ記事に書いている。

Team Copilot は、Microsoft のビデオ会議アプリである Teams と連携し、会議の議題管理や、会議参加者全員が共同で作成できるメモの作成をサポートします。テキストチャットでは、Team Copilot が情報を要約し(できれば正確に)、グループ内で議論された内容に関する質問に答えます。

Microsoft Planner の Copilot
Planner の Team Copilot。画像提供: Microsoft

Team Copilot は、Teams だけでなく、Microsoft のコラボレーションおよびプランニング プラットフォームである Loop と Planner にも拡張され、タスクの作成と割り当て、期限の追跡、チーム メンバーからの情報が必要な際に通知する機能を提供します。Planner では、Copilot は大規模な作業項目をステップに分割し、タスクの進捗状況、優先度、関係者の作業負荷などに関する質問に答える機能も提供します。

Microsoft によれば、Team Copilot 機能は、ユーザーあたり月額 30 ドルから始まる Copilot for Microsoft 365 ライセンスを持つ顧客向けに、今年後半にプレビュー版として提供される予定です。

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カイル・ウィガーズは2025年6月までTechCrunchのAIエディターを務めていました。VentureBeatやDigital Trendsに加え、Android Police、Android Authority、Droid-Life、XDA-Developersといった様々なガジェットブログにも記事を寄稿しています。音楽療法士のパートナーとマンハッタンに在住。

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