
2020年の最終日、ニューヨーク市地下鉄交通局(MTA)は非接触型決済システムの導入を完了したと発表しました。ブルックリン駅の最終停留所が追加されたことで、5つの行政区にあるMTAの地下鉄駅とバスはすべて、OMNYの「Tap and Go」システムを導入することになります。
グランド・セントラル駅のターミナルは、昨年5月にプロジェクトの展開が始まった際に、早期のデモを見ることができました。このシステムには大規模なインフラ改修が含まれており、交通局は象徴的なメトロカードだけでなく、Apple、Google、Samsung、Fitbitといったベンダーのモバイル決済システムも検討しており、ユーザーはスマートフォンやスマートウォッチを使って改札をスワイプするだけで乗車できるようになります。
ニューヨーク市、市全体で非接触型交通決済を推進、COVID-19の影響で遅延
MTAは当初、このプロジェクトを10月までに完了させる予定でしたが、COVID-19の影響で、その計画もその他多くの計画も頓挫しました。目標は12月に延期され、あっという間に達成されてしまったようです。
2023 年に MetroCard に完全に取って代わる最先端の決済システムである OMNY の導入に関する重大発表にご参加ください。
https://t.co/ZMnSlDEaml
テッククランチイベント
サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日
— MTA (@MTA) 2020年12月31日
メトロカードは当面は継続されますが、MTAは2023年中に段階的に廃止される予定です。移行の一環として、新技術を採用しながらもメトロカードと同様の機能を持つOMNYカードの導入が予定されています。2021年中に、資格要件を満たす乗客向けに、カードの小型版が導入される予定です。新しいリーダーは、メトロノース鉄道とロングアイランド鉄道にも導入されます。
ニューヨーク市の非接触型地下鉄改札口が本日オープン、Apple、Google、Samsung、Fitbit Payに対応
トピック
ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
バイオを見る