
創業20年の実績を持つWordPressが、登録期間100年のドメインを販売しています。つまり、あなたのブログやウェブサイトは、あなたよりも長く生き続けることになるでしょう。
同社はブログ投稿で、この100年計画は家族がインターネット上に歴史を保存するのに、また創立者が会社の歩みを記録するのに理想的であると発表した。
デジタル資産を1世紀にわたって維持するという約束は魅力的に聞こえますが、3万8000ドルの一時金を支払う必要があります。その代わりに、WordPressはドメイン登録期間100年、複数のサーバーやインターネットアーカイブへの自動バックアップ、高度な所有権管理およびホスティングツール、そして24時間体制のサポートを提供します。
WordPress は投稿の中で、常に変化するインターネット環境に合わせてドメインとバックアップを最新の状態に保つ計画について、また同社が何らかの理由でプログラムをシャットダウンすると決めた場合にドメインがどうなるかについては触れていない。
IBM、AT&T、シーメンスといったテクノロジー企業は100年以上も存続してきましたが、その提供内容は時代とともに大きく変化してきました。現代のコンピューティングとインターネットは誕生から数十年しか経っておらず、ウェブサイトの未来がどうなるかは不透明です。WordPressがこのプロジェクトをウェブと共にどのように進化させていくのか、今後の展開が注目されます。
「生まれたばかりの赤ちゃんにドメインと生涯使えるウェブ上の家という特別な贈り物を与えるにしても、遺言にウェブサイトやストーリーを未来の世代が利用できるように記すにしても、この計画が人々や他の企業が長期的な視点で構築を考えるきっかけになればと思います」とWordPressのCEO、マット・マレンウェッグ氏は声明で述べた。
テッククランチイベント
サンフランシスコ | 2025年10月27日~29日
ここ数ヶ月、WordPressは現在の環境に適応するため、新たな製品や機能のリリースに取り組んできました。3月には、WordPressの親会社であるAutomatticがActivityPubプラグインを買収し、ブログをFediverseと統合しました。6月には、ユーザーの執筆プロセスを支援するAIライティングアシスタントをリリースしました。同時に、Substackに匹敵する有料ニュースレターサービスもリリースしました。
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IvanはTechCrunchで世界の消費者向けテクノロジーの動向をカバーしています。インドを拠点とし、以前はHuffington PostやThe Next Webなどの出版物で勤務していました。
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