昨年は、私たちの仕事のやり方を様々なレベルで変化させました。ポッドキャスターも例外ではありません。長年ポッドキャスターとして活動してきた私自身も、長年言い続けてきた「すべてのインタビューは対面で行う」という主張を諦めかけていました。おそらく明白な理由から。
2020年には、多くの番組がリモート形式に移行し、Zoomのような汎用的なテレビ会議ソフトウェアからZencastrのようなよりカスタマイズされたソリューションまで、様々なリモート録音ツールを試しました。テルアビブに拠点を置くRiverside.fm(アムステルダム発祥)は、リモートポッドキャストの波に乗る絶好のタイミングでサービスを開始し、本日、シリーズAで950万ドルの資金調達を発表しました。
このラウンドはSeven Seven Sixがリードし、Zeev-ventures.com、Casey Neistat、Marques Brownlee、Guy Raz、Elad Gil、Alexander Klöppingが参加しています。同社は、調達した資金を人員増強とサービス機能の拡充に充てる予定だとしています。
「多くの人がリモートワークへの適応を余儀なくされ、制作チームが遠隔地から対面と同等のクオリティを提供することに苦労する中、ギデオンとナダフは、クリエイターの大きなニーズを満たすだけでなく、並外れた製品を開発する機会を見出しました」と、セブン・セブン・シックスの創設者アレクシス・オハニアン氏はリリースで述べています。「私自身もクリエイターとして、Riversideの品質は比類がなく、新しい編集機能は比類のないものだということを経験から言えます。」
Riverside.fm は、ロスレス オーディオと 4K ビデオ トラックを各ユーザーのシステムにリモートで記録し、不安定なインターネット接続で発生するような技術的な問題から最終結果を保護するリモート ビデオおよびオーディオ プラットフォームです。
資金調達ラウンドに加え、同社はプラットフォームのソフトウェアアップデートを複数リリースしています。中でも注目すべきは、iPhoneアプリの最新版です。このアプリでは、動画を瞬時に録画・アップロードできます。モバイルデバイスで動画を録画したいユーザーが増えていることを考えると、これは嬉しい機能拡張と言えるでしょう。
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デスクトップ版では、「マジックエディター」が録画、編集、アップロードという複数のステップを効率化します。また、くしゃみや咳などの雑音を拾わずに、動画編集時にスピーカーを自動で切り替える「スマートスピーカービュー」という新機能も搭載されています。
まさに熱を帯びた市場であり、ますます盛り上がりを見せています。同社が当初のサービスをいかに迅速に構築できたかを考えると、950万ドルの追加資金で何ができるのか、興味深いところです。
Riverside.fmがビデオポッドキャストプラットフォームを立ち上げ
ポッドキャストの成長に関する考察
ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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