ブルーオリジンは5月5日からニューシェパード宇宙観光飛行のチケット販売を開始する。

ブルーオリジンは5月5日からニューシェパード宇宙観光飛行のチケット販売を開始する。
ブルーオリジンのニューシェパードロケットNS15打ち上げ。
画像クレジット:ブルーオリジン

ブルーオリジンは、ニューシェパード準軌道ロケットによる有料旅客輸送に非常に近づいているようだ。最新ミッションで宇宙飛行士の搭乗・降ろしのリハーサルを実施したのだ。同社は本日、来週5月5日(水)から、初の商業飛行となる機内で最初のチケット(?)を販売することを明らかにした。

ジェフ・ベゾス氏が支援する宇宙企業ブルーオリジンによる初の商業旅客飛行を巡っては、「いつ、そしていくら」という2つの重要な疑問が依然として残る。同社はここ数年、有人宇宙船の試験、開発、そして飛行認証の取得を進めており、直近のミッションでは、前述のリハーサルや、今年初めに行われたその前の飛行における客室の快適性、通信、制御機能の試験など、実質的には最終調整に重点が置かれている。

ブルーオリジン、有人宇宙飛行に向けた重要な準備飛行でニューシェパードロケットを打ち上げ着陸

ブルーオリジンのCEO、ボブ・スミス氏に何度かフライト費用について尋ねてみたが、スミス氏は「数十万ドル」程度になるだろうと述べるにとどまり、具体的な金額は明かさなかった。このフライトには、再利用可能なニューシェパード・カプセルで宇宙へ旅する費用が含まれており、乗客は数分間、無重力状態で過ごすことができ、十分な窓から宇宙から見た地球を眺めることができることを考えると、このチケット価格は驚くようなものではない。

ブルーオリジンは今のところ来週何が見られるかについては多くを語っていないが、水曜日にはさらに詳しい情報が明らかになると述べているので、注目してほしい。

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宇宙、科学、健康技術を専門とするライター。以前は自動車とモビリティ技術を担当し、AppleとShopifyに勤務。

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