Flappy Birdの開発者がゲームの「公式」新バージョンを否定

Flappy Birdの開発者がゲームの「公式」新バージョンを否定
画像クレジット: Flappy Bird Foundation

大人気ゲーム「Flappy Bird」が消滅してから10年後、「Flappy Bird Foundation」と名乗る団体が「公式のFlappy Bird®ゲームを復活させる」計画を発表した。

しかし今朝、ゲームの制作者であるドン・グエン氏は、復活とは一切関係がなく、「何も販売していない」と、いつものように簡潔なコメントを投稿した。さらに、「私は暗号通貨を支持していない」と付け加えた。

念のため言っておくと、グエン氏のコメントは財団の発表内容と全く矛盾するものではない。発表では、このグループは「ゲームを世界に広めることに尽力する情熱的なファンによる新しいチーム」と表現され、「Gametech Holdings, LLCから権利を取得した」と述べられていた(ちなみにGametechは数年前、グエン氏のFlappy Bird商標の失効を求める訴訟を起こし、勝訴している)。

しかし、この投稿からは、グエン氏がこの新しいプロジェクトに関与しておらず、特に喜んでいるわけでもないことが明らかだ。

グエン氏の暗号通貨への言及については、財団の現在の広報資料には暗号通貨関連の記述はないものの、研究者のヴァルン・ビニワレ氏がFlappy Bird財団のウェブサイトの隠しページを調査したところ、Flappy Birdが「Web 3.0へと舞い上がる中で、Solana上でこれまで以上に高く飛ぶ」という記述を発見した。ただし、これが今後の機能に関するものか、中止された計画に関するものかは不明だ。

Flappy Bird は、レトロなグラフィックを使用した比較的シンプルな横スクロールゲームで、2013年に初リリースされました。その後、瞬く間に人気を博し、iOSとAndroidの両アプリストアで最もダウンロードされたアプリとなりました。しかし、グエン氏は2014年2月に「もう我慢できない」と宣言し、アプリを削除しました。

トピック

アンソニー・ハはTechCrunchの週末編集者です。以前はAdweekのテクノロジー担当記者、VentureBeatのシニアエディター、Hollister Free Lanceの地方自治体担当記者、そしてベンチャーキャピタルのコンテンツ担当バイスプレジデントを務めていました。ニューヨーク市在住。

バイオを見る