
インドの通信大手ジオ・プラットフォームズは水曜日、データ速度の高速化で積極的に顧客獲得を図る中、わずか数日間で5Gを101都市に展開したと発表した。
同社は水曜日、5Gネットワークがインド18州の少なくとも各都市で稼働していると発表した。一方、ジオ・プラットフォームのインドにおける主要ライバルであるバーティ・エアテルは、同日早朝、5Gネットワークを約30都市に拡大したと発表した。
世界第2位の無線通信市場であるインドは、5G導入が遅れた国の一つです。政府は周波数帯のオークションで約190億ドルの収益を上げました。リライアンスは昨年8月、インド国内の他の通信事業者よりも多くの5G周波数帯を政府から購入するために110億ドル以上を費やしました。
インドの複合企業リライアンス・インダストリーズ傘下のジオ・プラットフォームズは、2023年末までに南アジア市場の「すべての町」に5Gを導入するために250億ドルを投じている。
リライアンスには5Gへの期待が高まっている。同社は昨年、光ファイバーケーブルを敷設することなく家庭に5Gを届けるプラグアンドプレイ型のワイヤレスホットスポット「AirFiber」を発表し、光ファイバーブロードバンド業界のシェアをさらに奪おうとしている。
アナリストによると、インドの通信ネットワークにとって、データアクセスの高速化は競合他社から顧客を引き抜くための重要な差別化要因となっている。リライアンスは7年前に通信市場に参入し、4Gの早期導入と、低価格のデータ通信と無料音声通話の提供により、現在では最大のシェアを占めている。
「データ負荷が非常に高くなると予想されるため、インドのCSPは5Gの約束に希望を託している。5Gによって、容量の向上、ネットワークの効率化、ARPUの増加がもたらされると同時に、5Gの活用による新たな収益源の領域が開拓されるだろう」とKPMGは昨年の報告書に記している。
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マニッシュ・シンはTechCrunchのシニアレポーターで、インドのスタートアップシーンとベンチャーキャピタル投資を取材しています。また、世界的なテクノロジー企業のインドでの活動についてもレポートしています。2019年にTechCrunchに入社する前は、CNBCやVentureBeatなど、12以上のメディアに寄稿していました。2015年にコンピュータサイエンスとエンジニアリングの学位を取得しています。連絡先はmanish(at)techcrunch(dot)comです。
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