
Appleは今朝、毎年恒例の開発者会議WWDCを6月6日から10日までの期間限定イベントとして復活させると発表した。これまでサンノゼのマッケナリー・コンベンションセンターで対面開催されてきた同イベントの完全バーチャル開催はこれで3回目となる。
このニュースは、Googleが自社のI/Oを5月にハイブリッドイベントとして再開すると発表したことを受けてのものです。ただし、対面での参加は大幅に縮小されます。Appleはパンデミック発生当初からオンラインのみで開催しており、それ以降はすべてのイベントをオンラインのみで開催しています。同社は、クパチーノのApple Parkで基調講演視聴パーティーを開催するため、開発者と学生向けに限られたスペースを開放しています。
「WWDCは、その根底において常に、つながりを育み、コミュニティを築くためのフォーラムでした」と、バイスプレジデントのスーザン・プレスコット氏はリリースで述べています。「その精神に基づき、WWDC22では世界中の開発者の皆様に一堂に会し、最高のアイデアを実現し、可能性の限界に挑戦する方法について探求していただきます。私たちは開発者の皆様との繋がりを大切にしており、参加者の皆様が今回の経験を通して活力を得て帰っていただけることを願っています。」
いつものように、このイベントのオープニングは、Appleの最新OS(iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOS)の発表の場となります。このイベントはハードウェア関連では当たり外れが激しいのが通例ですが、少なくともMac Proの新バージョンが発表されると予想する声が多く聞かれます。
イベントの残りの時間は、上記のエコシステムに関する標準的な開発者パネルに重点が置かれます。また、Swiftプログラミング言語を使ったアプリ開発を学生に奨励するSwiftチャレンジも今年も開催されます。
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ブライアン・ヒーターは、2025年初頭までTechCrunchのハードウェア編集者を務めていました。Engadget、PCMag、Laptop、そして編集長を務めたTech Timesなど、数々の大手テクノロジー系メディアで活躍してきました。Spin、Wired、Playboy、Entertainment Weekly、The Onion、Boing Boing、Publishers Weekly、The Daily Beastなど、様々なメディアに寄稿しています。Boing Boingのインタビューポッドキャスト「RiYL」のホストを務め、NPRのレギュラー寄稿者でもあります。クイーンズのアパートでは、ジュニパーという名のウサギと暮らしています。
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